第492夜
リスナーさんからSteamでギフトしてもらった『Another World』を初見でプレイした夜だった。1991年、フランスのDelphine Softwareが作ったシネマティック・アクションで、日本では『アウターワールド』の名前で知られている。
「何これ、すごすぎる……1991年にこのヌルヌル動くアニメーション、フランス人のセンスはやべえな。」感動した直後に死んだ。そういう夜だった。
衝撃の映像美:1991年にこれを作ったフランス人のセンス
冒頭から映像の密度に圧倒された。フェラーリで走るシーンから落雷による事故まで、映画的な演出が続く。3Dポリゴンが普及する前の時代に、ベクターグラフィックで描かれた滑らかな動きが全力で情報を語ってくる。セリフが一切ない。それでも状況が伝わってくる。
これを1991年に作ったというのは、今見ても信じがたい。当時このゲームを遊んだ人間がどれだけ衝撃を受けたか、初見でプレイしながら想像した。
死んで覚える異世界の掟:初見殺しの波状攻撃
映像美に感動していたら、水から上がった直後に謎の触手に引きずり込まれて死んだ。開始数秒での全滅だった。「おいおい、水から上がった瞬間にこれかよ!この世界の生き物、攻撃的すぎんだろ!」
地面を這う毒ナメクジ、突然現れる巨大な黒い獣——何がどこから来るのかが全く分からない状態で、死んで初めて罠の存在を知る設計になっている。理不尽と言えば理不尽だけど、これが1991年のゲームの流儀で、こういう「死んで覚える」体験そのものがこのゲームの本質だと思う。
檻の中でのエイリアンとの出会いから、揺らして脱出するまでの試行錯誤は、リスナーも一緒に悩んでいた。左右にタイミングよく揺らして衛兵の真上に落とす仕掛けで、正解が分かった瞬間の達成感が格別だった。
言葉なき友情:相棒のエイリアンと駆け抜ける迷宮
檻を落とした先で出会った相棒のエイリアン。言葉は通じない。それでも一緒に逃げることになる。
「相棒、お前……いいやつだな。言葉はわかんないけど、通じ合ってる気がするよ。」この感想が自然に出てくる作りになっていて、短時間でこういう感情を引き出すゲームデザインの質の高さを実感した。
ビームガンのバリアとチャージショットを使い分ける戦い方が要求されて、むやみに撃つとエネルギーが切れる。現代のTPSにも通じる戦略性が1991年の作品に入っている。複雑なエレベーター操作と背後から迫る追っ手が同時進行する場面では、思わず「相棒、待ってくれ!」という言葉が出てきた。
プレイしているゲームについて
Another World(1991年・Delphine Software)
「20th Anniversary Edition」のPC Steam版をプレイ。物理学者のレスターが実験の失敗で異世界へ飛ばされる物語で、ベクター描画による映像表現は今見ても独特の説得力がある。セリフなしで状況を語りきる演出の密度と、容赦のない難易度の組み合わせが、このゲームを伝説にした理由だと思う。リスナーさんのギフト選択に感謝している。
攻略のポイントと今回の見どころ
檻の脱出は揺らしてタイミングを合わせる 左右に揺らして衛兵の真上に落とす仕掛けで、試行錯誤の末に正解を掴んだ。こういうパズルの解法は誰かに教えてもらうより自力で発見した方が断然面白い。
ビームガンのエネルギー管理 むやみに撃つとすぐに切れる。バリアで防ぎながら一撃で仕留める精密な判断が求められて、ここの戦略性が他のゲームにはない独特の緊張感を生んでいる。
環境の観察を怠らない 天井のシャンデリアを落として敵を倒すなど、画面内のオブジェクトが全部ギミックになり得る設計になっている。見えているものを全部疑いながら進むのが基本姿勢になる。
配信中の技術的なこだわり
Steam版をゲームパッドでプレイしている。このゲームの「重め」なレスポンスは当時の操作感そのもので、連射機能に頼らず指さばきで対応した。現代のゲームに慣れた感覚で触ると最初は違和感があるけど、慣れてくるとこの重さが緊張感の一部になってくる。
配信画面は映画的な雰囲気を壊さないよう、ノイズの少ないクリアな設定で、コントラストも50代の視力で見やすいよう調整している。このゲームは映像の質感が体験の核心にあるので、画質設定は慎重に決めた。
印象的な発言
「何これ、すごすぎる……1991年にこのヌルヌル動くアニメーション、フランス人のセンスはやべえな。」
「おいおい、水から上がった瞬間にこれかよ!この世界の生き物、攻撃的すぎんだろ!」
「相棒、お前……いいやつだな。言葉はわかんないけど、通じ合ってる気がするよ。」
まとめ
何度も死んで、その度に学んで、少しずつ前に進む。それがこのゲームの体験で、30年以上経った今でも色褪せていない密度がある。相棒との連帯感が積み上がるにつれて、この異世界から帰れるかどうかが本当に気になってきた。
次回はさらに深部へ潜入する。地球に帰れるのかどうか、続きを楽しみにしていてほしい。
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