絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌(PSP)

3.0
過去のamazonレビュー
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着眼点は一流、作りは三流

2009年4月25日に日本でレビュー済み

着眼点やテーマは素晴らしいのですが、ゲームとして人を楽しませる技術が不足しています。

グラフィックやサウンド等のコスト面は最初から期待していないのでどうでもいいのですが、危機的状況で何をすべきかが分かりづらく、何度も繰り返し死んでいるとストレスが溜まります。

名作と言われるデモンズソウルはその逆で、いくら難しくともプレイヤーが何をすべきか、きちんと分からせることで、死ぬのはゲームのせいではなく、自分のせいだと納得できます。

プレイヤーに何をさせようとしているのか分かりにくいのは致命的で、さらに死んだ後に同じアイテムを何度も繰り返し取らなくてはならず、とても苦痛を感じる場面がありました。これはテストプレイやリサーチが甘い証拠です。

もちろんアイレムは大手とは言えないので、そこまで期待するのは酷というものかもしれません。が、どうすればプレイヤーを楽しませることができるのか、初めてプレイするプレイヤーは、どういったところで嵌るのかといった配慮が欠けていて、ゲームを100%楽しめないというのは残念です。

災害に見舞われた都市で危機的状況を回避しつつ生き延びるというテーマはとてもいいと感じます。着眼点は素晴らしいので次の作品に期待します。間違ってもグラフィックにコストをかけて見た目はやたらと豪華なのに実際にプレイするとイラつくようなゲームにだけはしないでいただきたい。

(過去のレビューに一言)
相変わらず辛口です。が、言ってることは間違ってないと今でも思います。要点はこうです。
1.グラフィックに金をかけるのはゲームが面白くなってから
2.プレイヤーにその都度ゲームの目的を分からせる
ゲームをやっていて、何をすればいいのか分からないというのが一番イラつきます。ボスを倒せ!と目的がはっきりしているようにみえても、切りつけると全く効果がなくて、すぐ死ぬとか。そういう時は多少わざとらしくとも弱点に着目させたりヒントを出して、プレイヤーがやるべきことを分からせる必要があります。それを実行するのが難しい分には全く問題がありません。(限度はあるけど)何に向かって頑張ればいいのかが分かっていれば、頑張りがいもあるし、達成感も得られるからです。デモンズソウルはそういうのがとても上手でした。

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